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嵐山光太郎さんの「芭蕉紀行」を読み終わりました!

自分でも行った事ある場所が書かれていると、自分の記憶と照らし合わせながら読めるので、

「ああ、あったあった!」

とイメージが沸きやすく、とても面白かったです。

あとがきは、一時期気になっていた江戸研究家の田中優子が書いていらっしゃったので、思わすテンション上がりました。
本編よりも前屈みになるあとがきってそうそう無いかと。

そのあとがきで、興味深い箇所があったのでメモ。

・江戸時代、男色は武家社会、僧侶の世界、役者の世界で一般的
→男色って文化なんだなあ…よく分からん

・芭蕉さんは上のいずれにも多少関わっている
→男色カモーン
(勝手に芭蕉さん食べっちょな方だと思ってます)

・男色の美学=熱を氷の中に封じ込めること
→歌仙、発句とか想像を逞しくすれば、結構お熱く、色っぽく、エロく読めるよ

って感じでしょうか。
美学かあ…いいなあ。

あ、ちょっと感想からはズレるただのだべりなんですが、
芭蕉さん食べっちょというか、いらん所でまぎらわしいことを文献に残しちゃってるので、
ノンケな(つかフォビアな域…?)近代以降の男性研究者さんたちを動揺させているみたいです。

という訳で、芭蕉さん×男色は、もはや男性研究者さんたちの間では、ブラックボックスな話らしいです。
(使い方合ってる?)

逆に女性研究者さんとか、女流小説家さんには恰好のネタみたいで、貴腐人ですか貴女たち!ってくらいみなさん美味しく召し上がっていらっしゃいます。


あ、そんでその恩恵の一部を享受しています。
ありがたや。

あ、そんで少しでもみなさんに還元出来たらいいなあとか思ってます。


還元って何だ。

とは言っても、え、ソレ良かれと思ってやってたの?!といった点も見受けられるような、素人AV女優以下の拙いご奉仕とは思いますが、気長に楽しんでやってくださいね。


…ご奉仕って何だ。

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嵐山さんの「芭蕉紀行」の続きを読んでたんですが、

初体験は蝉吟(良忠)じゃねーの?に引き続き、今度はニヤけるどころじゃない記述があったのでメモ。

全くもう芭蕉さんったら…!
(下ネタ注意)

***

芭蕉さんは旅先で、なんやかんやあって名古屋の俳諧スキーさん達と仲良くなったんですが、

その中に、センスがあってイケメンの杜国(とこく)っていう人がおりまして、どうやら芭蕉さんはメロメロになったようなのです。
芭蕉さん、面食いね。

で、名古屋を去るときに、杜国と別れるのがあんまり寂しかったので、

白芥子にはねもぐ蝶の形見哉

とかいう句を杜国にあげてます。

どうやら白芥子=杜国、蝶=芭蕉らしく、つまりどういうこっちゃって感じですが、嵐山さんは、「この二人もデキてたよねコレ」って言ってました。

うーん…そっか。
食べ(られ?)ちゃったか、芭蕉さん。


ちなみに、嵐山さんがその次に挙げた、芭蕉が桐葉って人にあげた句を「コレも怪しくね?」っておっしゃってたんですが、

どっちかっていうと、桐葉への句の方が露骨な気が…怪しいってか、肉体関係確実なんじゃ…って句でした。

どんな句かは忘れてしまったんですが、一言で言うと、

「オレのナニをキミのアレに(以下自主規制)」

って感じで(上のはあくまでもカロ個人の解釈です)、

ば、芭蕉さ~ん…と、思わず脱力してしまいました。


芭蕉さんの、意外とダンディな一面を見たような気分です。
またいつもの芭蕉さんの話です、すいません。

それ以外ネタないのか!ってくらい芭蕉さんです。

ネットで買った本が届いていたので、冒頭だけ読んでみたんですが、あまりにも直球でニヤけることが載ってたのでメモ。

やっぱり買って良かった。ふふふそそ。

ちなみに買ったのは嵐山光三郎さんの「芭蕉紀行」。

嵐山さんは、「芭蕉さんってゲイだよね」説を積極的に肯定されてる、貴重な男性作家さんです。

むしろご丁寧に、「ゲイ寄りのバイであろう」って示唆してらっしゃいました。

許容範囲広いなあ芭蕉さん。

で、芭蕉さんの男色の初めての相手は、蝉吟(良忠)じゃねーの?って書いてあって、

一瞬スルーしそうになりながらも、盛大に吹いておきました。

やっぱりそうなっちゃいます??
(やっぱりって何)

いや、初めて知った訳ではないというか、小説とか読んでるときにもしかして…?とは思ってたんですが、

ここまで直球に書かれたのは久しぶりだったので、ちょっと驚いてしまいました。


良忠、信じてたのに…!(笑)
(何を!?)


ただ、嵐山さんは「普通に考えたらそーじゃねーの?」っていうノリなので、証拠を挙げて証明されてる訳ではないんですが、

描いてる人(カロ)、及びこのサイトでは、やんわり肯定しておこうと思います。


違ったらごめんね。
ネットで芭蕉さんを検索してみたら、ある掲示板に、

芭蕉さんは結構上戸らしくて、
西鶴さんは下戸だった。

って書いてあった。へえ。
なんか意外。

芭蕉さんは普通に飲んで普通に酔ってはしゃぎそうやけど、
西鶴さんは最初の一杯で潰れたりするんでしょうか。

ふふふ(何)

つか西鶴さんはちょっと知ってる範囲でも、結構身持ちが堅いみたいで(兼業、妻子有り、剃髪…)。

ひそかにイメージ改善してます。


何の話だ。
「蕉門の人々」、図書館で借りたので読んでます。

以外プチ感想。

・其角かっこいいなあ!

・其角がいる限り主役になれない嵐雪。切ない…。
嵐雪には嵐雪の良さがあるよきっと。うん。

・其角がハリウッド映画なら嵐雪は恋愛映画って感じかな…。

・い、惟然…いいなあ(*´∀`*)
見た目へらへらしててもたまに違う一面を見せたりして、ね…!(?)

・許六は生理的に惟然がダメらしい。
(生理的にってのは語弊があるけど)
ほほう。

・にしても著者の好みなのか、杉風と支考が載ってない…。
なんだよそれ…読破する気が半減しちゃうよ…。
番長(裏+表)プリーズ!!

続き読みますー。



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